紡ぎ車と世界の原毛アナンダ

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N.Z.の牧場から入荷します。
手で紡ぐ羊毛素材は紡績産業の巨大な流通からとは別に、手紡ぎの目で牧場を選んで「産地直送」の安定ルートが出来ないものか・・・アナンダはいつの頃からかこれが夢となっていました。牧場主も野菜農家と同じで、堆肥から手作りして最高の野菜を作る人から、合理的に経済性中心の農家までいろいろです。実際、毛は人が作るのでなく羊の体が作るのですが、羊の体は牧場の草や水、適切な運動や害虫駆除などの羊にとっての環境が作ると言えます。実際、面白いことに畜産技術より牧場主の人柄、自然と関わる姿勢。「心」が羊の群れに表われます。まるで野菜のようです。誰でも自分の気に入った輝く毛を見つければ、何を作っても、腕じゃなくて最後まで輝いています。是非フリースの魅力を手に取って見て下さい。
一頭一頭の毛並みと感触が、どれほど違うか...
グリージーフリースから紡いだ糸を手にした人は、そのしなやかな感触と艶に驚かされます。この感触だけは手で洗って紡がなければ得られないものでしょう。牧場からの毛を手で洗って脂分が適度に残る。また、一頭単位で紡ぐということが、羊の背中や脇、胸、足元などの毛の違い、天然の色と毛質の想像以上の豊かな変化に、きっと感動されるでしょう。気に入った毛を見つければ、もう、半分出来たも同然!手作りの魅力は・・結局、素材の魅力なんですよね。

回覧見本帳をご請求、または、おまかせでもOK。
ご注文は回覧式の見本帳から、または重さや色、太さなどをお知らせ頂ければ、ちょうど良いものをこちらで選んでお送りします。いずれの場合も、お電話で(0551-32-4215)山梨本社までお問い合わせ下さい。

フリースの洗い方

フリース洗いのねらい
ステイプル(毛の房)を壊さずに羊の汗、泥などの「汚れ」と「臭い」を洗い落とす。草や種子などのゴミは、今はそのままにしておきます。



フリース洗いで注意する4つのポイント
×アルカリ液
×毛どうしの摩擦
×長時間水に浸けておくこと
×急激な温度変化(特に急冷)

1. 洗液をつくる 2.洗濯ネットに入れる
液体モノゲンまたはネリモノゲン溶液を、たらいいっぱいのお湯に1カップ程度溶かす。湯の温度は40℃〜50℃位。毛にもよるが、だいたい脂はさらっとした感じに残る。脂分を落としたければ液温を上げ、洗液のモノゲンの濃度を上げる。湯の量は毛がたっぷり浸かる程度。   フリースを全部、毛布用の大きい洗濯ネットにそのまま入れる。毛の房を崩さないためには、出来るだけ触らないように、ネットからも出さない。
*洗う前に、背中、足の近くの毛、それ以外のステイプルのそろった部分を分ける人もいますが、洗った後に分けた方が手もべとつかないので楽。
3.洗剤液に浸ける   4.ネットの上から圧す
汚れの程度を見て10分〜1時間汚れをふやかす。が、原則としてできるだけ短時間にサッと洗うのが良い。例えば浸けたまま一夜越すと、臭いが(汚れも?)毛に浸み込んで、毛が臭くなる。   ただ横着者のように、ネットの上から圧す。風呂のかき混ぜ棒で圧すと楽。脱水して、もう一度新しい洗剤を溶かした湯に浸けなおして圧し洗い。汚れ、脂分の残りの程度を見て、好みで繰り返す。
5.すすぐ   6.脱水機にかける
すすぎも湯で、圧し洗い。あくまで、洗濯ネットのまま、脱水して再びきれいなお湯へ。きれいにすすいでおくと紡ぐときにホコリが出ない。   しっかり脱水機にかける。毛は脱水槽の回転で、壁にピッタリ圧されているだけなので、10分かけても20分かけてもフェルト化しない。短い脱水時間で濡れたフリースを干すと、広げるのに毛同士がべとついて摩擦も増え、毛に良いこと無し。
7.干す   8.選別
ふわっと投げ広げるように風通しの良いところに干す。脱水して軽くなったフリースは、ほとんど一日で乾き、輝く羊毛が手に入る。感動の感触。   さて、乾いたら、色や質を見て、自分がこれから作るものをイメージしながら、毛を選り分ける。選別のコツは「使いたい毛」つまり、自分にとって最も良い毛を、まず、選び出す事。悪い毛やゴミを取り除こうとすると、無駄にステイプルを崩してしまう。美しい毛を抜き取って、後に残った毛の用途の事は後回しにしておく。*フリースは広げて見る度に、ステイプル(毛の束)をバラします。いじらない、ゴミも特に大きくなければ、そのまま。

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